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2020/07/06 mina-perhonen

 

今日は、映像に直接関係ないお話です。でも、ものを作る上で私にとって大事な体験なので書かせてもらいますね。

 


 

ミナペルホネン

 

 

 

この呪文をご存知ですか?

 

mina-perhonen / 皆川明 “つづく” 特別展にて

 

 

先日、ミナペルホネンの展示会を見て来ました。ミナペルホネンとは、デザイナー皆川明さんが設立したファッションブランドです。着るだけで、穏やかな気持ちにさせてくれるような優しいデザインの服がずらり。スタート初日は皆川さんがいらっしゃってました。もう少しで、声かけそうだったけど、連れてかれちゃって。小心者め。風を感じる服と人でした。

 

 


 

 

“TSUZUKU”

 

 

展示は自然界と重ねられたもの、土の部屋、種の部屋、根の部屋…..全てで、そのコンセプトを体感させてくれるものでした。皆川さん特有の哲学的な思考。分かりそうで、分からない深層を刺激する言葉たちが、問いを置いてくれる。己がモノを作る行為を、これだけ俯瞰して言語化出来る?…トコトン向き合った結果なのだろうか?その答えはきっとデザインに。そしてまた、経験へ、そしてまた、思考へ。空想へ。つづく。

 

 

 

 

 

 

すごく刺激もらいました。その服は、フラフワした優しい雰囲気に反して熱量が詰まりまくった服。そのアンバランスなバランスの良さがココロを刺激する。デザイン、、、一見かっこ良さげな言葉だけど、あるのは熱量、熱量、熱量。25年生、私的には木が育つ姿と重なる気がしました。

 

人は、誰かの熱量に背中を押されたいのかもしれない。誰かの熱量をまとえば、少し大きくなれるような気がするから。

 

流れる時代の中で、欲してたんだと思う。これだけモノに溢れる時代で、自分はどう向き合っていくのか?考えます。ここ、2、3年で動画も大きく変わって、多くの人が簡単に動画に関われるようになりました。熱量をかけることが、結果に繋がるわけではない。年数よりも熱量よりも、時代の流れを読んで、必要なものを必要な時に作れる人間がうまくやってける。そんな風に感じたりしていたのですが、やっぱり私は、ミナペルホネンさんのようなあり方が好きです。

 

時代はこうかもしれませんが、私たちは今これを出します。こういうのも良くないですか?この感覚が、世界を面白くしてくれる気がするんです。ただただ、ミナペルホネンらしさにコダワリを持って磨いていく。素敵でした。

 

あとね、暮らしの中に共存する洋服だなぁ と感じました。奇をてらうでもなく、ただおとなしいわけでなく、ちゃんとそこにある存在感。

 

 

 

 

 

暮らしのヒントが見つかりました。

 

イイ展示でした。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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