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あん

映画

2019/04/21 あん

 

どうしても、見ておくべきな気がして…

 

そんな感覚にかられて、私は映画を見ます。見たいというより、見ておくべき。やらなければならない事、本来やるべき事はきっと他にあるのに、なんとなく心がこっちを選ぶのです。思えば、私はそうやって生きてきているように感じます。そう考えてみると、私にとってやるべき事はこちらなのかもしれません。

 

「あん」を見ました。

 

 

 

 

 

 

樹木希林さんに惹かれるのはもちろんですが、河瀬直美 監督。この方の映画は、いつか見るだろうと思ってました。気になってはいたんですが、見るまでは至らなかった。実際見てみて、本当に良かったと思った。

 

 

あともう一人、惹かれたのが、よっちゃん。右側の青い人ですね。

 

 

 

この映画にはもちろん出てないですよ。予告を見た時に、希林さんの佇まいがあまりによっちゃんに似ていて、他人事に思えなかったんです。独特の間、物事の捉え方、空気感。

 

 

 

「あん」という映画のあんは、どら焼きの「あん」であり、人の「あん」です。ストーリーの舞台となる、どら焼き屋さんでは、最初は業務用の出来合いの「あん」を使ってたんです。そこに希林さん演じる徳江さんが加わり、「あんが一番大事なのよ」っていう言葉を伝えるんです。そんなわけで、あん作りが始まります。豆から炊くのって、すごい時間かかるんです。でも、食べたらやっぱり違うんですよね。

 

 

 

私、以前よっちゃんにおでんをもらった事があるんです。風邪気味の話をした直後だったかな。一人暮らしの女の子にわたすとは思えない量でした。ただ、正直食べる時、怖かった。タッパに具材、お茶のペットボトルにお汁。おでんのお汁をペットボトルに入れると、すごく怪しい色なんです。上澄みが白い泡泡になってて……..「でもせっかくもらったし!」 勇気出しました。 お鍋に出して、温めて食べました。

 

 

 

 

この写真見たら、分かりますよね。めちゃめちゃ美味しかった。「あん」がいっぱい詰まってました。

 

 

 

 

そう、「あん」がいっぱい詰まった映画だったんです。今の時代を生きていると、忘れちゃいそうな大事な大事な感覚。なんでもスピード勝負みたいになって、どんどん流れちゃって。大事な感覚を見つけるには時間がかかるんです。味わうには時間がかかるんです。上澄みで生きてたら、味わえないんです。あと、河瀬直美 監督の人を感じる映画でした。女性の視点が生きてる映画は、五感に訴えかけてきます。「かっこいい」というより、味わいのある表現なんです。心に残る優しい映画でした。

 

 

 

自分の中に流れているもの、再確認できました。惹かれるってのは、自分の中にあるってことなんですよね。やっぱり、ルーツみたいな話になりますね。

 

 

 

 

本当に大事なもの大事にし続けるために、表現をしよう 

 

 

 

 

改めて、そう感じさせてもらいました。だから、その気持ちを忘れないよう今ここに記してます。

 

 

 

 

 

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